いとう祐一郎 | 4.環境先進県 -かごしま-
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人と自然が調和する地球にやさしい社会づくり

再生可能エネルギーの普及・拡大に全力で取り組むとともに,低炭素社会の実現に貢献します。

(39) 国内最大のメガソーラーをはじめ,中小水力発電所などを建設しようとする動きが具体化しています。県としても,新たに再生可能エネルギーの担当課を設置するなど組織体制を充実させ,太陽光,風力,バイオマス,水力,地熱等の再生可能エネルギーの更なる普及・拡大に具体的なプロジェクトベースで積極的に取り組みます。

(40) 国内最大の「鹿児島七ツ島メガソーラー発電事業(仮称)」は,「地球環境先進県」としてのシンボル的な存在であり,県としても支援体制を整備するなど,積極的に支援します。メガソーラーについては,これを端緒として,新たな事業展開が一層進むよう,適地の情報提供等,メガソーラーの立地支援を行います。また,引き続き住宅及び民間事業者等への太陽光発電設備の導入を支援するとともに,公的施設等への計画的な導入に取り組みます。

(41) 国内最大規模の小水力発電施設を建設するプロジェクトに対する支援体制を整備し,その取組を積極的に支援します。

(42) 洋上風力,海流等の海洋再生可能エネルギーについては,国において,実証実験のための海域の整備が検討されているところです。鹿児島は,南北約600kmにわたる広大な海域と全国第3位の約2,600kmの長い海岸線を有していることから,海洋再生可能エネルギー利用についての潜在的可能性があります。今後,国の動向を踏まえながら,実証実験が成立するかどうか,公募に向けた検討を行います。

(43) 風力発電については,今後とも,景観に十分配慮した上で設置が図られるよう,普及拡大に取り組みます。また,地熱発電については,火山を多く抱える鹿児島は,地熱資源に恵まれていると考えており,周辺環境への影響等に十分配慮しながら,普及拡大に取り組みます。バイオマス発電については,バイオマスのエネルギーへの高度利用を促進するため,事業化に向けた可能性調査を支援します。

(44) 「県地球温暖化対策推進条例」を踏まえ,温室効果ガスを更に削減するために,生活様式の見直しなど県民一人ひとりが率先して取り組む「地球を守るかごしま県民運動」の一層の展開を図ります。

(45) 地球温暖化防止や水源のかん養などに寄与する「恵み豊かな森林」を育成し,未来に引き継ぐため,地域住民や森林ボランティア,企業など多様な主体の参加を図りながら,間伐の実施等により,健全で多様な森林整備を推進します。

(46) 本県の二酸化炭素排出量の3分の1を占める運輸部門における排出量削減対策を進めるため,通勤手段のマイカーから公共交通等への転換を促す「エコ通勤」・「ノーマイカーデー」を県民運動として展開するとともに,物流コストの低減にも資する長距離フェリー・鉄道貨物の利用促進にも積極的に取り組みます。

(47) 世界遺産の屋久島を「CO2フリーの島」とする試みを行うなど,多様で豊かな自然環境を有する本県が,「地球環境先進県」として,電気自動車の導入促進等,モデル性や発信性の高い取組を推進します。

地球にやさしい循環型社会の形成を図ります。

(48) 循環型の社会システム構築に向け,県民をあげてごみの減量化とリサイクルを推進し,県民一人当たりごみ排出量の10%削減を目指します。

(49) 県内で発生する産業廃棄物の処理を行うため,公共関与による産業廃棄物管理型最終処分場の整備を推進し、平成25年度中の稼動を目指します。

(50) 「産廃不法投棄110番」の活用や産廃Gメンによる監視・パトロールなど,不法投棄を許さない活動を,引き続き展開します。

自然あふれる癒しのかごしまづくりを進めます。

(51) 奄美群島の世界自然遺産登録へ向けた取組をさらに推進するなど,未来へつなぐべき自然環境を保全するとともに,自然環境を守る先進県として,「癒し」や「自然との共生」などの情報発信に努めます。

(52) 鹿児島の自然の多様性や火山がつくり出す壮大な地形などを活かしたジオパークの取り組みを推進します。霧島ジオパークの世界ジオパーク認定へ向け,県も積極的に取り組みます。それ以外の地域についても,日本ジオパーク認定を目指す動きがあることから,その取組を支援します。

(53) 清浄な水環境の維持・保全のため,地域の実情に即した生活排水処理体制の整備を促進し,汚水処理人口普及率8割を目指します。特に,錦江湾や池田湖など閉鎖性水域については,総合的な対策を進めます。

(54) エコツーリズムやグリーンツーリズムなどを通じた環境学習を推進するとともに,自然環境の保全・情報発信を担う人材の育成に取り組みます。特に,現在,県内全ての小学校で実施されるようになった体験型の環境学習の一層の充実に努め,恵み豊かな自然環境の継承と子どもたちの豊かな心の醸成を図ります。

(55) 動物愛護団体や獣医師会等と連携・協力して,動物の愛護と適正な飼養についての県民の関心と理解の増進を図るとともに,地域における人と動物とのふれあい共生活動を支援する拠点施設を平成25年度中に整備します。