いとう祐一郎 | 平成28年度の県政運営について
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平成28年度の県政運営について

 平成28年度がスタートしました。

 平成28年度当初予算の編成に当たっては、平成27年度3月補正予算と連携し、「行財政運営戦略」を踏まえた行財政改革を着実に進めながら、経済や雇用の回復に努めつつ、明るい展望をもって着実に歩みを進め、県勢の発展を図る観点から、「新たな未来への挑戦“安心・活力・改革”」の予算としての編成を行ったところであります。

 まず、平成27年度3月補正予算において、国の補正予算に対応し、地方創生加速化交付金を活用した事業のほか、一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策や、TPP関連政策大綱実現に向けた対策、地域の成長力の底上げ等に資する公共事業に要する経費など、143億円余りを新たに計上いたしました。

 平成28年度一般会計当初予算の規模は、8,224億57百万円となり、前年度当初予算額に対し、1パーセントの増となったところです。

 平成16年度の私の就任時には451億円あった財源不足額は、近年解消され、平成28年度においても財源不足の生じない予算編成が実現できました。
 また、平成28年度末の財政調整に活用可能な基金残高も、250億円を確保できる見込みです。

 私は、県民一人ひとりが、安全な県土の下で、生涯安心して働き、安定した生活を送ることができるような社会の創生を目指し、今後の施策を進めることが重要であると考えております。

 具体的には、平成27年度に創設した大学等入学時における一時金の貸与制度に加え、大学在学時に借り受けた奨学金の返還を支援する新たな制度の創設や、生活困窮者・ひとり親家庭の就労・自立支援に向けた新たな取組を実施するほか、本年12月の運行開始を目指して、奄美群島へのドクターヘリ導入に向けた取組や、建築物耐震化などの防災対策を進めることとしております。

 さらに、地域経済の活性化を図る観点から、本県観光を大きく飛躍させる新たな施策として「観光かごしま新時代への挑戦」に取り組むほか、農畜産業の生産基盤の強化などのTPP対策に加え、海外輸出拡大に向けたブリの人工種苗の導入など、本県の強みである観光や農林水産業をはじめとする諸産業の振興に重点的に取り組むこととしております。

 このほかにも、「奄美・琉球」の世界自然遺産登録に向けた取組をはじめ、明治維新150周年を見据えた取組、平成32年に開催予定の国民体育大会の準備などの主要なプロジェクトを着実に進めるとともに、高規格幹線道路の整備をはじめとする社会資本の整備など、県政の各分野における様々な施策をきめ細かく丁寧に積み上げてまいります。

 私は、引き続き、時代の状況変化に的確に対応しながら、「かごしま将来ビジョン」やマニフェストに基づき、「子どもからお年寄りまですべての県民にとって優しく温もりのある社会」の形成を目指し、すべての県民が郷土に夢と誇りを持ち、生涯を安心して過ごせるような「力みなぎる・かごしま」づくりに全力を挙げて取り組んでまいります。

 県民の皆様の御理解と一層の御支援を心からお願い申し上げます。